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病院経営動向調査(2026年9月)の結果について
独立行政法人福祉医療機構では、今後の病院経営や医療政策の適切な運営に寄与するため、病院経営における現
場の声・実感や定期的な経営動向の変化を調査する仕組みとして、2019年から病院経営動向調査を四半期毎(3月、
6月、9月、12月)に実施しています。今回は2026年9月に実施した本調査の結果についてご報告します。
詳細はホームページ(https://www.wam.go.jp/hp/hp-survey/)に掲載しております。
⚫ 対象:病院(363施設)を運営する法人282法人(うち、医療法人240法人)*法人調査対象は医療法人のみ
⚫ 調査事項:病院および医療法人の業況、資金繰り、従事者数等に関する現在の状況と
3ヶ月後の先行き予測、2026年度上半期の経営状況等
⚫ 回答数:病院:240 医療法人:152 有効回答数:病院:240 医療法人:152
⚫ 有効回答率:病院:66.1% 医療法人:53.9%
⚫ 実施期間:2026年8月24日(月)~ 2026年9月14日(月)
⚫ 実施方法:Web上で実施
⚫ 集計方法:DI(景気変動を判断するための指標。各項目の第1選択肢の回答割合から第3選択肢の回答
割合を差し引いて算出)に加工・集計して公表
【病院の動向】
⚫ 医業収益のDIは、一般病院が51(前回調査より54%ポイント上昇)、療養型病院が35(同29%ポイント上昇)、
精神科病院は26(同33%ポイント上昇)となった。
⚫ 医業収支(黒字・赤字)のDIは、一般病院が△2(前回調査より36%ポイント上昇)、療養型病院が18(同3%
ポイント上昇)、精神科病院は△12(同9%ポイント低下)となった。
⚫ 資金繰りのDIは、一般病院が△18(前回調査より1%ポイント上昇)、療養型病院が△11(同3%ポイント上
昇)、精神科病院は△44(同8%ポイント低下)となった。
⚫ 従業員数のDIは、一般病院が△30(前回調査より1%ポイント低下)、療養型病院が△45(同11%ポイント低
下)、精神科病院は△58(同7%ポイント低下)となった。
⚫ 経営上の課題として「人件費の増加」を挙げた病院は、一般病院が73.2%(前回調査より5.1ポイント上昇)、
療養型病院が74.5%(同1.5ポイント上昇)、精神科病院が67.4%(同13.6ポイント上昇)となった。
【医療法人の動向】
⚫ 事業収益のDIは36(前回調査より35%ポイント上昇)、事業収支(黒字・赤字)のDIは8(同19%ポイント上
昇)、資金繰りのDIは△17(同1%ポイント低下)、従業員数のDIは△43(同1%ポイント上昇)となった。
【その他】
⚫ 2026年度上半期の医業収益(見込み)について、前年度同期比5%以上増加する見込みの病院が37.5%、5%以
上減少する見込みの病院が10.8%となった。また、医業利益(見込み)は、前年度同期比5%以上増加する見込
みの病院が35.7%、5%以上減少する見込みの病院が23.9%となった。
⚫ 医業収益が増加見込みとなった主な理由として「入院単価の増加」と回答した病院が52.2%ともっとも多かっ
た。一方、医業収益が減少見込みとなった主な理由として「入院患者数の減少」と回答した病院が76.9%ともっ
とも多かった。
⚫ 医業費用が増加見込みとなった主な理由として「人件費(従業員1人当たり人件費)の増加」と回答した病院が
41.8%ともっとも多く、続いて「人件費(従業員数)の増加」と回答した病院が28.6%であった。
以上
Press Release NO.21
独立行政法人福祉医療機構
令和8年10月2日
独立行政法人福祉医療機構
経営サポートセンター長 佐野 伸
経営サポートセンター
リサーチグループリーダー 緒方 武虎
担当 管野・田原春 (電話)03-3438-9932
( FAX )03-3438-0371
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2. 調査の結果
1. 調査の概要