返戻対応ガイド
返戻・仮審査エラー、どうすればいい?
国保連への請求後にエラーや返戻が届いたとき、何を確認し、どこで調べればよいかをまとめました。事業所の請求担当者向けで、介護給付費等と障害福祉サービス費等の両方に対応しています。
まず結論:仮審査エラーと返戻の違い
| 区分 | 仮審査エラー | 返戻(へんれい) |
|---|---|---|
| 発生時期 | 請求受付期間中(毎月1日〜10日) | 本審査の完了後(月中旬以降) |
| 支払への影響 | 10日までに修正すれば、当月の請求として処理 | 当月は入金されない |
| 対応 | 10日までにデータを修正して再送信 | 翌月以降にエラーを修正して再請求 |
仮審査エラーとは
国保連への請求受付期間中(毎月1日〜10日)に、送信した請求データに形式的な不備や台帳との不一致がないかを、システムが事前に自動でチェックする処理です。締切の前に不備に気づき、修正できるようにするための仕組みです。
10日の締切前であれば、データを修正して再送信すれば、当月分の請求としてそのまま処理されます。
仮審査処理結果票の見方
北海道国保連の案内では、仮審査は毎月8日〜10日頃に行われ、エラーや警告があった請求には「仮審査処理結果票」が送信されます(毎月9日〜11日頃。正常だった場合は送信されません)。結果票の先頭の記号で、次のように区別されます。
- 記号なし:エラー
- 「※」:警告
- 「▲」:警告(重度)
- 「★」:警告(エラー移行対象)。今後、警告ではなくエラーに移行するため、見直しが必要です
請求内容を修正するときは、取下げを行ってから修正データを送信します。取下げをせずに再送信すると、既存の請求情報と重複して、重複エラーになります。
出典:北海道国民健康保険団体連合会「請求情報に対する仮審査について」(2018年10月作成)。日程や運用は変わることがあるため、最新の案内は国保連の「電子請求受付システム」のお知らせでご確認ください。
返戻とは
本審査(10日の締切後に行われる国保連や自治体の審査)の結果、請求データに誤りや不備があり、請求が受け付けられずに事業所へ差し戻されることです。返戻になった分の給付費(報酬)は、当月は支払われません。
主な原因には、次のようなものがあります。
- 保険者番号・被保険者番号などの入力ミス
- 自治体の台帳(受給者・被保険者の情報)と、請求内容の相違(多く見られる原因です)
- 受給者証の期限切れ(障害福祉)
- ケアプランや支給限度額との不一致(介護)
- そのほか、請求データの誤りや不備
まず確認すること
- どのサービスの請求か(介護給付費等/障害福祉サービス費等)
- エラーコードとエラーメッセージ
- どの段階で出たか(10日までの仮審査か、本審査後の返戻か)
エラーの調べ方
エラーコードやメッセージが分かれば、国保連請求エラー検索で原因と対処を調べられます。マニュアル全体から探すときは、次の検索ツールもご利用ください。
返戻になったあとの対応
- 国保連から届く「返戻(保留)一覧表」で、エラーの内容を確認する
- 上の検索ツールで、原因と対処を調べて修正する
- 翌月以降の請求期間(1日〜10日)に、再請求する
よくある質問
- 仮審査エラーが出たら、請求はできませんか?
- 10日の締切前であれば、修正して再送信すれば当月分として処理されます。
- 返戻になると、報酬はどうなりますか?
- 当月は支払われません。修正して再請求した分が、翌月以降の処理になります。
- エラーコードはどこで調べますか?
- 上の2つの検索ツールで調べられます。
このページで問題が解消されない場合は、関係各所(国保連・保険者)にご確認ください。
ご利用にあたって
掲載しているエラーコードは、北海道国民健康保険団体連合会と厚生労働省が公表している資料をもとにしています。最終的な判断は、国保連・保険者の案内をご確認ください。